House【2世帯住宅建てる際のポイントを教えてください。】

これは難しい問題。

実際に両親との同居を経験されている方でないと想像しにくいかもしれませんが、これから2世帯住宅建てるのですから経験されてない方がほとんどですよね。

 

 

まず言えることは正解はありません。

全てを共同にする方もいるし、全てを分ける方もいます。

どの選択をしたお宅がうまくいっているかなど統計的にはあるのかもしれませんが、性格の問題もあるのでそれだけで判断するのはナンセンスでしょう。

なので私から言いたいことは、「その家族の中で一番立場の弱い方の意見を取り入れる」というのがよいと思います。

 

 

最近でこそいろんな家族のパターンがあるので一概には言えませんが、あくまで、よくありそうなパターンとして。

”嫁に来てもらったので旦那の両親と同居する”ご家族がいたとします。

どうしてもお嫁さんがその家族で一番気を使われることになるのではないでしょうか?
であればお嫁さんの意見を最も家族で聞きれて住宅の計画するのが円満にことを運ぶ方法だと思います。

 

 

もちろん予算のこともあるでしょうし、同居することになって一番楽しみにしているのはご両親かもしれません。
住宅の計画でも積極的に意見を出されるかもしれません。
だけど計画を進める一番始めに、みんな共通認識で「お嫁さんの意見を一番大事にしましょ」って決意があれば、方向性を見失わずに済むかもしれません。ここだけは妥協せずに貫いてもらいたいですね。

私たちはこのような取り決めをコンセプトとして取り入れて設計にはいります。
コンセプトがブレると間違いなくその計画はうまくいきません。そして完成しても不満が残る結果に。

 

 

みなさんの暮らしを良くするのが私たちの心情です。
みんなが笑顔になれる住宅を計画しましょう。

以上、経験者は語る。

この記事を書いた人

竹内恵一
竹内恵一空間デザイナー
1987年生まれ|2級建築士・東京にてショップデザイン専攻
地元長野に戻ってからはグラフィックを扱う企業へ就職するも、空間デザインの世界が諦めきれず、数年後には起業を果たしBlackPepper LLPを設立。軽井沢の別荘建築で現場の経験も積みながら、デザイナーとしての道へと本格的に歩みを進める。2017年6月には株式会社BlackPepperを設立。同社取締役デザイナーとして、主に住宅・店舗設計を手がけている。

一見、住宅と店舗ではかけ離れているような分野だと思えるが、考え方や求められていることが違う分、別視点からの柔軟な発想を両デザインに落とし込むことができている。今もなお両立しているこのスタイルは妥協のない空間づくりへの姿勢の表れであり、今後も理想を描き続けるための核とも言えるだろう。