Design Code ~デザイナーに訊く 店舗づくりの心得~ index:01【ネイルサロン】

店舗づくりの数ある問題に対して、デザインに関わるプロの視点からアドバイスをしていくシリーズ。

物販・サービス・飲食などの店舗の開業を目指す方に向け、店舗デザインの考え方をFAQ形式で回答していきます。

 

今回のお題は…『ネイルサロンの内装』について

 

 

【Question】

ネイルサロンの内装について詳しく知りたいです。

狭い空間でもリラックスできて多くのリピートをもらえるような内装にするために、なにかできる工夫やこだわりはありますか?

 

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【Answer】

インテリアの構成要素に距離感が掴みやすいものを取り入れないことをおすすめします。

壁や天井もなるべく同色でシームレスな印象に、シンプルでかつ清潔感が演出できれば、嫌な印象は与えません。

 

注意しなければいけないのは、シンプルになりすぎて簡素でチープ感が出てしまうことです。

なのでなるべく目線に近いところや体が触れるような場所に使う素材は高級感を感じられる素材にすることで、洗練された空間となっていきます。

 

また奥行き感がとれるような場所にはあえて空間のアクセントとなるようなデザインを施します。

そうすることで空間を広く感じられるところに目線が集まりますので、より狭さが気になりづらくなるでしょう。

 

 

この記事を書いた人

竹内恵一
竹内恵一空間デザイナー
1987年生まれ|2級建築士・東京にてショップデザイン専攻
地元長野に戻ってからはグラフィックを扱う企業へ就職するも、空間デザインの世界が諦めきれず、数年後には起業を果たしBlackPepper LLPを設立。軽井沢の別荘建築で現場の経験も積みながら、デザイナーとしての道へと本格的に歩みを進める。2017年6月には株式会社BlackPepperを設立。同社取締役デザイナーとして、主に住宅・店舗設計を手がけている。

一見、住宅と店舗ではかけ離れているような分野だと思えるが、考え方や求められていることが違う分、別視点からの柔軟な発想を両デザインに落とし込むことができている。今もなお両立しているこのスタイルは妥協のない空間づくりへの姿勢の表れであり、今後も理想を描き続けるための核とも言えるだろう。