Shop 【オフィス内にカフェスペース】

店舗づくりの数ある問題に対して、デザインに関わるプロの視点からアドバイスをしていくシリーズ。

物販・サービス・飲食などの店舗の開業を目指す方に向け、店舗デザインの考え方をFAQ形式で回答していきます。

 

 

今回のお題は…『オフィス内にカフェスペース設置についてのレイアウトや注意点』について

 

【Question】

 

オフィス内に従業員休憩用のカフェスペースの設置を検討しています。

業務スペースとの区切り方などレイアウトやデザインに関して注意すべきポイントはありますか。

 

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【Answer】

 

オフィス内のカフェスペースは、業務スペースから少し離れた場所へ設けるのがおすすめです。

静かでリラックスできる場にすることで、スタッフのモチベーション向上やコミニュケーションの促進に繋がります。

休憩やリフレッシュをするには明るく開放感のある空間が最適です。

窓やガラス壁を活用して自然光をたっぷり取り込みましょう。

座り心地の良い家具を配置し、手軽に利用できるコーヒーメーカーや自動販売機を導入することでより快適な休憩スペースになるかと思います。

 

 

観葉植物はリラックス効果を高めますので積極的に取り入れましょう。

施工費を抑えたり、オフィスに広いスペースを確保するのが難しい場合には観葉植物を仕切りとして使うこともできます。

また、暖色系のカーテンや木目調の家具は、居心地のよい落ち着く雰囲気を演出できるアイテムです。

社内の雰囲気やイメージしているコンセプトを元に、オフィスと調和した内装デザインを進めていきましょう。

 

この記事を書いた人

庄村光央
庄村光央インテリアコーディネーター
父が現場監督、母が設計士、兄が大工という生粋の建築一家で育つ。その影響もあってか、幼少の頃のお絵描きと言えば住宅の平面図や空間パースを描いていたという。高校在学時にはインテリアコーディネーターを最年少取得年齢の17歳で合格する。
将来は機能美とデザイン性が共存する、人々の記憶に残るような住宅を手がける設計士を目指している。