House【注文住宅で失敗しない!子供部屋の配置や広さは?】

マイホームを建てる際、お子さんのいるご家庭では子供部屋の必要性や配置に悩む方も多いかと思います。
必要になるかどうかは家族構成やお家の方針によって異なるので、一概に正解はないのかもしれませんが、私が思う「子供部屋を作る際のポイントや注意点」をご紹介します。

 

 

① 家族とのつながりを意識した配置計画

 
子供部屋は、リビングやダイニングなどの共有スペースの近くに配置するのがオススメだと思います。子供部屋に行くまでの動線に共有スペースを絡めることで、必然的に家族と接する時間が増え、コミュニケーションの場も確保できます。

 

 

② 広すぎないサイズを考える

 
一般的に、子供部屋には「6畳」の空間が適しているとされていました。

最近ではミニマム思考のお家が増えているので4.5畳以下のお部屋で計画されることもあります。

将来お子さんが巣立たれた後、子供部屋の活用方法を考えるとなかなか判断が難しいところだと思います。

ですが、どちらにしても子供部屋が広すぎたり、設備が充実しすぎると部屋で一人で過ごすことが多くなる傾向があるようです。

自分の部屋で自立心を育むことも大切ですが、家族と過ごす時間も大事にしたいですよね。
間取り計画の際には、将来の使い道も思い浮かべながら適切な広さで計画しましょう。

 

 

③ 収納スペースの工夫

 
子供が自分で片付けや整理整頓ができるように、収納スペースは十分に設けましょう。

部屋が散らかりにくくなるので、快適に過ごすことができます。
小さなお子さんの場合には、複雑な動作が不要な収納方法にすることもポイントです。

片付けのモチベーションを損なわないよう、おもちゃや洋服などをワンアクションで片づけられるシンプルな収納を取り入れてみましょう。

 

 

以上のポイントを考慮しつつ、将来性や家族のニーズに合わせて間取りを計画していくことが大切です。

 

この記事を書いた人

庄村光央
庄村光央インテリアコーディネーター
父が現場監督、母が設計士、兄が大工という生粋の建築一家で育つ。その影響もあってか、幼少の頃のお絵描きと言えば住宅の平面図や空間パースを描いていたという。高校在学時にはインテリアコーディネーターを最年少取得年齢の17歳で合格する。
将来は機能美とデザイン性が共存する、人々の記憶に残るような住宅を手がける設計士を目指している。