Design Code ~デザイナーに訊く 店舗づくりの心得~ index:05【カフェ】

店舗づくりの数ある問題に対して、デザインに関わるプロの視点からアドバイスをしていくシリーズ。

物販・サービス・飲食などの店舗の開業を目指す方に向け、店舗デザインの考え方をFAQ形式で回答していきます。

 

今回のお題は…『カフェの出店場所』について

 

 

【Question】

カフェのオープンを予定しているのですが、出店する場所で悩んでいます。ターゲットをランチ利用にしたい場合、場所選びで気にすべきポイントはありますか?

 

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【Answer】

カフェの開業にあたり、交通量や人口が多く目立つ場所というのは集客効率に関して言えばもちろんよいです。

しかし特徴として、土地や物件の取得にかかる費用やランニングコストが高い点が挙げられます。

営業開始後の負担を大きくしてもあまりメリットはありませんので、ただ一等地を選べば良いというわけでもありません。

 

ランチに力を入れていきたいとのことですが、やはりオフィス街や学校が近くにあるような場所が適していると思います。

ただし、同じ狙いで営業している競合店との差をつけるためにも工夫したメニューにしていかなければなりません。

 

 

仮に立地が良くなかったとしても、カフェ経営はSNSの運用次第で大いに集客が期待できるカテゴリーです。

コンセプトやターゲット層を明確にし、それに合った内装やインテリアでの雰囲気づくりをしていくことも売り上げにつながるはずです。

 

物件選びでは、ご自身が実際に出向いてみて街の雰囲気を直接感じるのも大切なことです。

そのエリアの地価や家賃相場、周辺環境なども客単価の設定に大きく関係してきますので、事前にそういった情報を集めてから検討していくのがよいでしょう。

 

 

この記事を書いた人

庄村光央
庄村光央インテリアコーディネーター
父が現場監督、母が設計士、兄が大工という生粋の建築一家で育つ。その影響もあってか、幼少の頃のお絵描きと言えば住宅の平面図や空間パースを描いていたという。高校在学時にはインテリアコーディネーターを最年少取得年齢の17歳で合格する。
将来は機能美とデザイン性が共存する、人々の記憶に残るような住宅を手がける設計士を目指している。