Design Code ~デザイナーに訊く 店舗づくりの心得~ index:03【雑貨屋】

店舗づくりの数ある問題に対して、デザインに関わるプロの視点からアドバイスをしていくシリーズ。

物販・サービス・飲食などの店舗の開業を目指す方に向け、店舗デザインの考え方をFAQ形式で回答していきます。

 

今回のお題は…『雑貨屋さんのレイアウト』について

 

 

【Question】

雑貨屋さんを開業する予定なのですが、入店しやすく、かつ長く滞在してもらえる店舗レイアウトにするためにできる工夫はありますか?

 

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【Answer】

個人店である雑貨屋さんだからこそ、第一にお店のコンセプトを決め、ターゲットを明確にすることが最も重要です。

客層がはっきりしていれば、それが店内の雰囲気作りやインテリア・什器デザインに直結し、結果的に集客率の向上につながります。

 

また、せっかく素敵な商品が並んでいても清潔感が欠けていたらもったいないですよね。

清掃のしやすさも、店舗設計をする上で大切なポイントです。

 

店内全体の統一感を持たせつつ、季節ごとのイベントのブースや、ライフスタイル・ライフステージに合わせたディスプレイなど、「目を楽しませる」ことが出来るかどうかでお客様の滞在時間は大きく変わってきます。

 

お客様が商品を手に取りながら奥に進んでいくためには、レジの場所をお店の一番奥にするのが有効です。

これによりお会計までの流れもスムーズになります。

 

また一般に、見やすく手に取りやすい位置に商品があると、購買意欲が高まると言われています。

雑貨屋さんではこまごました商品がたくさん並びますので、すれ違い時や、商品にぶつかって落としてしまうなんて事故を防ぐためにも、通路幅は十分にゆとりを持たせるとよいでしょう。

 

  

この記事を書いた人

庄村光央
庄村光央インテリアコーディネーター
父が現場監督、母が設計士、兄が大工という生粋の建築一家で育つ。その影響もあってか、幼少の頃のお絵描きと言えば住宅の平面図や空間パースを描いていたという。高校在学時にはインテリアコーディネーターを最年少取得年齢の17歳で合格する。
将来は機能美とデザイン性が共存する、人々の記憶に残るような住宅を手がける設計士を目指している。