地鎮祭は誰が手配するもの?

 

地鎮祭(じちんさい)とは土木工事や建築工事を行う際、工事が無事に終わるように、神主を招いて安全祈願する儀式のことです。

 

私たち家づくりに関わる者にとってはもはや日常的なものですが、お施主様のほとんどは大抵一生に一度のイベントかと思います。

 

 

そんな地鎮祭ですが、本来地鎮祭の主催者はお施主様になりますので、あらかじめ神社と打ち合わせをしておかなければなりません。

 

地鎮祭

 

ただ、最近の方だと神職との繋がりも薄く工務店に祭事の手配を代行依頼される方が多いのが現状です。

 

私たちも代行費用をいただかない代わりに、準備も含めて、良くも悪くもマニュアル化(費用など)している神社に依頼するようにしております。

 

 

以前は、地元の神社に依頼していたこともあったのですが、儀式で使う笹竹や砂、御供物の購入、設営、神主の送迎まで何からなにまで準備が必要で(本来は主催者が行うものだから)、代行費用をいただかないと執り行うのが難しい状況でした。

 

さらに初穂料(玉串料)も明確に決められておらず(相場は3~5万円)、自らお越しいただいた神主にはお車代も渡した方が良いかどうか、お施主様も不安になり私たちが雰囲気でお伝えしていた次第です。

 

 

この曖昧な感じが現代人にとっては気を使いますよね。

これらの点も含めてご家族でご相談していただき、決めていただければよろしいかと思います!