リフォームに性能向上

リフォームを検討される方は年々増えています。

これから中古住宅を購入する方、今まで住んでいた家に不満を抱える方、状況は様々ですが、私たちがリフォームを請け負った場合には耐震性能の向上はもちろんのこと、断熱性能のアップも強くお薦めさせていただいています。

今までリフォームと言うと最新設備の導入や間取り変更、表層替えで見た目は綺麗になりますが、住宅のもつ性能には何も変化がありません。

せっかく表層を変えるのであれば、同時に耐震補強・断熱強化をすればコストも安くすみますし、なにより新築住宅同様のスペックまで引き上げることも可能です。

新築住宅ほどの自由度はありませんが、今あるものを最大限活かしたプランニングをご提供致します。

主な施工内容

断熱工事(気流止め)

『気流止め』と聞いてもあまり馴染みのない言葉。でもこれからリフォームする方には絶対に知っておいてほしいとても大事な断熱知識になります。 そんなに重要なら何故あまり知られていない言葉なのでしょう。それは気流止めをするべき住宅が未だに新築されているからなのです。 『気流止め』は断熱リフォームにおいて絶対にやるべき最重要項目だと覚えておいてください。 気密住宅の技術が導入されていない住宅では、住宅の壁の中を外気が通り抜けています。これは住宅にとってとてもよくない状況で、様々な悪さを引き起こします。
  • 断熱材の内側を冷たい(暖かい)空気が通るので、当然家の中は寒く(暑く)なる。(断熱材が入っていても無意味だと思ってください)
  • 冷たい空気と部屋の暖ためられた空気がぶつかることで、壁の中で大量結露が発生し躯体を腐らせ、壁にカビが発生する原因にもなります。
自分の家はどうなんだろう?と心配になられる方も多いですが、実はほとんどの家は気流が流れ込んでいます。それだけ現在の日本の断熱に関する建築レベルが低いとも言えるでしょう。 断熱リフォームにおいて最低限必要な工事は、今現在壁の中に入っている断熱材の性能を十分に発揮させてあげること。建物に手を加えずに最小限のコストで、見違えるほど性能アップを実現できます。

外壁工事+断熱

新築後30年ほど経った外壁は、ひび割れや破損で漏水の原因にもなることは皆さんがご存知のこと。 目視でも確認できるので、そろそろリフォームをとお考えの方は多いかと思います。 私たちは、古い外壁材を撤去せずにその上に断熱材と新しい外壁材を張り込む工事をお勧めしています。 外壁が新しくなることは言うまでもありませんが、セットで工事することで、大幅にコストを抑えながら、住宅の断熱性能を新築住宅レベルに上げることが可能です。

サッシ工事

最近では建物を傷めずに工事ができる『内窓』の取り付けなどは、広く知られているリフォームのひとつです。 『今よりは良くなる』と言う点では、補助金も出ていたので多くの住宅で取り入れられてきました。ですが内窓の取り付け程度では新築住宅レベルの性能向上は見込めません。例えとしては、和室の窓部分に取り付けられた和紙の障子レベルの性能向上とお考えください。 私たちは住宅サッシの存在をかなり重要視しています。なぜなら住宅で唯一断熱材を入れられない箇所であり、もっとも熱の影響を受ける部分と言えるからです。 だからこそ高性能サッシに入替を行うことで驚くほどの性能向上を体感できます。予算と相談しながら、外壁を傷めずに入替えを行う方法をとったり、外壁断熱工事と合わせて行う方法にしたりと、ご相談をしながら最適な工事をご提案します。

耐震改修

住宅耐震診断士で建築士の資格をもったスタッフが専用ソフトを使用し、的確に補強計画をご提案しております。 補強箇所は壁の中や床下に隠れてしまい、日常生活では以前との変化を感じられない工事になりますが、日本ではいつどこで地震が起きても不思議ではありません。 愛着のあるお家を末長く使い続けるためにも、大切な家族の命を守るためにも、かけがえのない工事と言えます。

水廻り

キッチン・トイレなどの住宅設備はもちろん、お風呂の入替えや洗面の工事では物を入れ替えるだけでなく断熱工事も合わせてお勧めしております。 ヒートショックの発生予防にもなりますし、建物の一部を壊す工程で合わせて付帯工事を行えば、低コストで性能アップを見込めますので、ご相談時にきちんとご提案させていただきます。