Fonder Apart
NAGANO 延床面積 47.65㎡
長野の自然に溶け込む、もうひとつの小さな家長野らしい自然の中に溶け込む一軒の住宅。
スキーやバイク、そして愛犬がノーリードで走り回る。誰もが一度は憧れるようなライフスタイルを送るオーナーが、次なる“遊び場”として構想したのが、ガレージハウスを活用したもうひとつの小さな家だった。
ガレージハウスを郊外にセカンドハウスとして建築したいという要望は多い。しかし、自宅の隣にもう一棟建てたいというケースは初めてだった。
ガレージハウスとの出会い
オーナーのHさんは、長野県北部・中野市でアパレルのセレクトショップを運営している。
インポートからドメスティックまで幅広く取り扱い、オンラインストアも展開。仕事柄、日常的に撮影業務も多く、自身のファッションやライフスタイルそのものがユーザーの共感を集めている。
その活動の新たな拠点として辿り着いたのが、ガレージハウスだった。
Hさんの店舗もDIYによってインテリアを作り上げてきた経緯があり、新たな空間もまた、自らの手で育てていく場所にしたいと考えていた。ガレージハウスは床はコンクリート土間仕上げ、壁は木質下地をあえて見せる仕様などもセレクト可能。つくり込みすぎない“余白のある箱”は、そのコンセプトにまさにふさわしい存在だった。
この家は単なる仕事場ではない。
Hさんの趣味とライフスタイルが凝縮された空間でもある。
天井に吊るされたスキー板、コレクションの洋服、音楽機材、バイク、ヴィンテージ家具――。遊び心に満ちた空間でありながら、店の常連のお客様や取引先を招き、ともにアクティビティを楽しむ場にもなっているという。
仕事と遊びの境界線をあえて引かないスタイル。Hさんらしい暮らしのこだわりだ。
機能と空間構成
住居部分は1階にLDKとクローゼットを配置。平屋のイメージが強いガレージハウスだが、木造トラスの構造を活かし、その合間にロフトを設けている。ロフトは洋服の収納と寝室を兼ねた空間で、まるでアメリカ映画に登場する子ども部屋のような高揚感がある。
母屋のメイン暖房は薪ストーブ。すでにその快適さを体感していることもあり、迷うことなくこのガレージハウスにも薪ストーブを設置した。
キッチンの多くはDIYによるものだが、本格的な料理も楽しめる十分なサイズ感。母屋のキッチンは奥様にとって大切な場所であるため、あえて干渉せず、この空間では自由にアレンジを楽しんでいるという。
最近では、どちらかの家に夕食を招き合うという新たな楽しみも生まれたそうだ。
私たちから見ても、ご夫妻の仲の良さは自然と伝わってくる。
同じ屋根の下で過ごす時間も大切だが、「スープの冷めない距離」があることで、より一層相手の大切さを実感できる――そんな素敵な言葉もいただいた。
今後の展望
現在もゲストを招く機会は多いが、今後は敷地の整備をさらに進め、軒先でキャンプができるスペースや焚き火エリア、さらにはドッグランの設置も構想しているという。犬好きのゲストも存分に楽しめる場所へと発展させていきたいとのことだ。
この家がこれからどのような成長を遂げていくのか、目が離せない。
私たちが実際に訪れた様子の動画も公開している。YouTubeはこちら
今後も、この家の成長を継続してお届けしていきたい。
- 所在地
- 信濃町
- 構造
- 木造枠組壁構法
- 建築面積
- 47.65㎡
- 延床面積
- 47.65㎡
- 竣工年月日
- 2025年9月
- 用途
- 住宅
- 壁
- HGW16K90mm
- 屋根
- スタイロフォーム75mm
- 玄関ドア
- 断熱グラスファイバードア
- 窓
- シングルハング
スライディング


















